野田代表は冒頭、「制御性T細胞」の発見で大阪大学の坂口志文特任教授が2025年のノーベル生理学・医学賞を受賞したことに、「心からお祝い申し上げたい。大変嬉しいニュース」だとコメントしました。

 自民党の新役員人事については、「こんなに麻生カラーが強い人事なのかという人事。高市カラーがまったくなく、麻生カラーに茂木カラーが散りばめられた、古い自民党の復活としか思いようがない。解党的出直しと言っていたが、派閥が復活し、加えて秘書が略式起訴されて罰金を受けた人が幹部に登用され、裏金の問題もなかったことにしてしまう、そういう出直しとしか思えない。この執行部に、われわれは厳しく対峙(たいじ)していく」と強い語調で述べました。特に萩生田氏の起用について鈴木新幹事長が、すでに処分措置が取られ、国政選挙で有権者の審判を受けたとの認識を示していることに、「甘いのではないか、反省がないのではないか。もっと慎重であるべきだっただろうと思う。それを、けじめがついたと判断していること自体、政治とカネの問題に対する反省がない執行部」だと断じました。

その他、会見の内容については、党本部ニュースにてご確認をお願いいたします。野田代表、自民党の新役員人事に「古い自民党の復活としか思いようがない」  – 立憲民主党