中東情勢の悪化を深刻に憂慮し、自制を求める《党本部ニュースより》

中東情勢の悪化を深刻に憂慮し、自制を求める(コメント)

外交・安全保障戦略PT会長 岡田克也
ネクスト外務大臣 武正公一

 本日、イスラエルが自国民を守るためイランの核・軍事施設などへ先制的で精密な攻撃を行ったと発表しました。

 今般のイスラエルの攻撃により、アメリカとイランとの間で行われてきたイラン核問題の平和的解決の努力が停滞することや、中東情勢の悪化が深刻に憂慮されます。地域の緊張をこれ以上高めることの無いようイスラエルに強く自制を求めるともに、イランに対しても、核兵器の開発を行わない姿勢を具体的に示し、自制的に行動し、アメリカとイランとが合意に至り、地域の緊張が緩和することを強く望みます。

 また、ガザの状況をめぐっても、イスラエルには、ガザに対する攻撃の即時停止、ハマスには全ての人質の一日も早い解放を求め、イスラエル、ハマス双方が改めて停戦合意に至り、ガザの危機的な人道状況の改善に向けて行動することを求めます。そして、イスラエルとパレスチナの二国家解決の実現を求めます。

 日本政府に対しては、情勢を注視し、地域の邦人等の安全確保、必要に応じて早い段階での避難に万全を尽くすとともに、地域の緊張緩和にあらゆる外交努力を行っていくよう求めます。また、今般、アメリカ政府はこの攻撃にかかわっていないことを表明しましたが、アメリカに対しても、イスラエルに自制を求めるように強く働きかけを行うように求めます。

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