【談話】慰霊の日にあたって《党本部ニュースより》
慰霊の日にあたって
立憲民主党代表 野田佳彦
本日、沖縄は「慰霊の日」を迎えました。
戦後80年という節目の年にあたり、立憲民主党を代表して、沖縄県営平和祈念公園「平和の礎」にて、沖縄戦で命を落とされたすべての御霊に、深く哀悼の意を表します。
沖縄は、近代日本において最大規模の地上戦の舞台となり、住民を巻き込んだ凄惨な戦闘によって、20万人を超える尊い命が失われました。
島は破壊され、生き延びた人々もまた、衣食住のすべてを失い、極限の中で避難生活を余儀なくされました。
80年という歳月が流れましたが、戦争の記憶は決して風化させてはなりません。
私たち立憲民主党は、「あの悲劇を二度と繰り返さない」「沖縄を再び戦場にさせない」との強い決意のもと、恒久平和の実現に向けて全力を尽くしてまいります。
対話による外交を重視し、命と暮らしを守る平和の政治を、これからの世代とともに築いてまいります。
現在も、在日米軍基地の約7割が沖縄に集中しており、その過重な負担は続いています。
私たちは、この不均衡を是正し、基地負担の軽減に向けて不断の努力を重ねてまいります。
そして沖縄が「万国津梁(世界の架け橋)」として、平和と交流、発展の拠点となる未来を実現してまいります。
本日、平和の礎には、ご遺族の皆様、戦争を語り継ぐ方々、そして平和を願う若い世代が集われました。
この慰霊の日にあたり、沖縄が恒久平和と繁栄の象徴となるよう、あらためて心に誓い、追悼の言葉とさせていただきます。
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